平成30年11月 しんそう療方大阪研修会

平成30年11月のしんそう療方大阪研修会が24日(土)、25日(日)に大阪コロナホテルで行われました。

研修会前のミーティングでは高等科の平杉先生が中心となって、自身の患者さんの症例を踏まえながら、疼痛や神経痛などの痛みについて話してくれて、みんなでそれぞれ意見交換を行いました。

”痛み”というものにも、色々違いがあるんだという事を理解した上で、しんそうは痛み等の症状を診るのではなく、身体の形を診るというとても大切な事をみんなで再確認していました。

 

【土曜研修】

今月の研修会は高等科の榎本先生のお話しから。

「久々に研修会に参加することが出来て、遅れを取り戻せるように一生懸命頑張りたい!」

と笑顔で意気込みを話してくれました。

 

 

藤原先生の講義

 

研修会前のミーティングを聞いていて下さった藤原先生。”痛み”や症状についての補足をしてくれました。

また、身体の構造と機能についての話しから対症療法としんそう療方の違いについて、分かりやすく講義して下さいました。

 

今月は、下肢から全身を調整する技法を学びました。

まず、先輩の先生に模範を見せていただきます。軽く触れているだけのように見えますが、不揃いだった手足がとても綺麗に揃っていました。

力を必要としないので、小柄な女性の方でも無理なく無痛で治療を行なえるのもしんそう療方の魅力の一つですね。

各班に分かれて、理事の先生からのアドバイスや注意点に気を付けながら練習に励みます。

 

みんな明るく、真剣に前向きに練習に取り組んでいました。

 

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【日曜研修】

昨日、開業試験を受けた居川先生。

「ものすごく緊張した!」と試験を終えてホッとした様子で話してくれました。

「とても緊張感のある試験で、開業すると常にこういった緊張感が伴うんだという事を学ぶ事が出来て、改めて責任を感じた。」と、感想を話してくれました。

症例発表では司会進行役で、いつも何気ない気遣いでみんなをサポートしてくれている居川先生の人柄を感じるお話しでした。

 

症例発表は高等科の室屋 裕美子先生でした。

80代の女性の患者さん。今まで歩くとふらふらとした感じがあったのが、しっかり歩けるようになったと喜んでもらえたとの事。施術前後の比較写真でも立ち姿がとても綺麗に改善されていました。

また、50代の女性で首の痛みに悩まされていたという患者さん。施術後、首の傾きの改善が見て取れて、痛みがなくなり、施術後の日数が経っても再発せず喜んでくれていると発表してくれました。

 

解剖学講座は、しんそう 八尾 志紀院 泉先生が膝関節について話してくれました。

膝関節の構造や動き、下肢との関連性について分かりやすく、皆の質問に答えながら説明してくれました。

 

松本先生の講義

 

仕事をしていく上での大切な心掛けや、精神性の話しをして下さいました。日々の生活の中でも活かす事が出来る参考になるお話しでした。

また、歪みのある身体の特徴や、手足が揃うとどういった改善が見られたかを実際の患者さんの症例を交えながら話してくださいました。

 

今月の日曜研修の技法は、うつ伏せになって足を屈伸させて全身の調整を行う技法を習いました。

先輩の先生の模範実技を見た後、各班に分かれ練習に励みます。

みんな真剣な表情で練習に打ち込んでいました。

会場にも熱気が帯びていました。

最後に理事の松本先生が注意点などを話して下さり、全体の総括をしてくれました。

 

今月も新しい気付きや発見があったり、新たな課題に直面したりと、みんなそれぞれに自分と向き合う事ができた貴重な研修会でした。

 

ありがとうございました。

 

次回、12月の研修会は22日(土)・23日(日)になります。

 

研修会の見学などの質問については、

しんそう大坂会

電話(06)6195-6884まで

お問い合わせください。

 

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