平成31年2月の大阪研修会が23日、24日に行われました。今回の研修会前のミーティングは皆で”正しく座る”こと、いわゆる”きちんとした正座”をすることから始まりました。
改めて気を付けて正座をしてみると、「背中が丸くなっていたな」や「身体が傾いているな」など雑に”正座”をしていたことに気づいて、正しく座れていなかったことが自覚できました。
書いて字のごとく ”正しく坐する” 綺麗な正座を心掛けていきたいですね。
【土曜研修】
梅の時期も過ぎて、あたたかい陽気の中、少しだけ春が近くに感じられるようになった2月の大阪研修会。
土曜日は高等科の柴崎先生のしんそう訓で始まりました。
「患者さんに しんそう療方を受けに来て良かったと喜んでもらえるように頑張る」と笑顔で意気込みを話してくれました。
藤原先生の講義
しんそう療方の治療概念についてのお話し。
また、身体の動きについてのお話しを解剖学的に分かりやすく解説してくださいました。
検査を行う際の注意点など、とても参考になる貴重なお話しでした。
2月の土曜研修会は、殿部から全身を整えることができる技法を学びました。
理事の先生による模範実技を見せて頂き、順番、格好、形をしっかりと見て学びます。
受者の身体の状態によって技の使い分けをする今回の技法。
受者の身体に対しての細かなアドバイスを含め、とても丁寧なご指導を頂きました。
各班に分かれ、練習に励みます。
土曜研修の締めくくりとして、理事の先生方による総括をして頂きます。
自分では意識できていなかった事に改めて気づかせてもらえる有難いお話しです。
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【日曜研修】
日曜研修は基礎科生 奥本さんの「入学して1年半、まだまだ悩みながら学ぶ事が多いけど頑張りたい。自分自身がしんそうの施術を受けて辛かった症状がほぼ完治し、しんそうにとても感謝しています。」という話しから始まりました。
悩む事で成長して、成長する事でまた悩んで。毎月集まって研鑽を積む仲間を見るとそうやって素敵なしんそう士が育つんだなとつくづく感じます。
症例発表は、高等科の室屋 佳幸(むろや よしゆき)先生。
毎月一緒に研修会に参加している奥様を施術した際の症例を発表してくれました。
以前から膝に痛みがあり、パッと見て肩の高さに左右差が見て取れるという今回の症例。
上肢と下肢の技を使い分けながら、自分なりに工夫して施術を行ったとの事。
施術後は立位の状態にも変化が見られ、肩の高さが揃っていました。
「自分の未熟さを感じているが、入学時に比べると自分の腰痛や奥さんの膝痛もかなり改善してきた。」と着実にしっかりと成長しているという自信を感じられる素敵な症例発表でした。
解剖学講座
しんそう八尾志紀院の泉先生による解剖学講座。
今月は上肢の神経についての講義でした。
また、上肢の神経が神経障害を起こした時の特徴や手の形などを図を見ながらとても分かりやすく解説してくれました。
この後学ぶ技法に繋がる内容なのでみんな集中した様子で話しを聞いていました。
松本先生の講義
現在一般的に行われている腰痛などの治療と しんそう療方が行う施術との違いについて分かりやすく講義をして下さいました。
また、しんそう療方を受けて改善していく患者さんの変化や特徴などのお話しをして下さり、実際に開院されている先生は思い当たることが多々あったのではないでしょうか。
すぐに実践出来る内容でとても勉強になります。
日曜日の研修は、上肢から瞬時に全身を調整する技法を学びました。
まず先輩先生の模範実技を見ます。
各班に分かれて仲間と意見を交換し、技の精度が上がるように一生懸命に工夫をしながら練習に励みます。
益々熱気を帯びる研修会場。午後からは数名の方が見学に来られていました。
理事の先生方による総括、改めて今日の技法を行う際の注意点をアドバイスしていただきました。
今月もたくさんの学びを得る事ができた、とても貴重な研修会でした。
ありがとうございました。
次回、3月の研修会は23日(土)、24日(日)です。
研修会の見学などの質問については、
しんそう大坂会
電話(06)6195-6884まで
お問い合わせください。
平成29年8月以前の しんそう療方大阪研修会ブログをご覧になられる方は
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