【土曜研修】
昭和から平成、連綿と歴史を積み重ねてきた ”しんそう大坂会" 。この日平成最後の研修会が27日(土)、28日(日)に大阪コロナホテルで行われました。
この日は同じ志を持ってしんそうを学ぶ仲間がそれぞれ進級して新たなスタートをきりました。
しんそう訓ではそれぞれの思いや目標を話し、皆で気持ちを一つにして4月研修会が始まりました。
松本先生の講義
しんそう療方の基本理念、特徴、重要視すべきことについてのお話し。
また、実際の患者さんの症例を基に、症状を抱えた患者さんの姿勢や歪み、その特徴、手足の左右差についてとても詳しく、講義して下さいました。
今月は操作側の手を挙上し、返すことで全身の形を揃える技法を学びました。
今月の技法の模範実技の前に、静的検査についてとても丁寧に分かりやすくご指導下さいました。
理事の先生による模範実技を見た後、各班に分かれて頂いたアドバイスや注意点に気をつけながら各自仲間と確認し合いながら練習に励みます。
仲間と真剣に練習に打ち込めるというのはとても楽しくて自然に笑顔もこぼれます。
学ばせて頂ける” 場 ”に感謝ですね。
この日の最後に理事の松本先生より、全体の総括として改めて今日の技法を行う際の注意点をアドバイスしていただきました。
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【日曜研修】
この日は新年度という事で、4月生として4名の方が入学しました。それぞれ地域や職業など異なった環境で普段過ごしている方がこうして同じ目標を持って、新たに仲間として加わるというのは大きなご縁を感じます。
日曜研修会は、しんそう 西伯日吉津(さいはく ひえづ)院の山口先生の話しから。
「学ぶ事の基本である、精神性や心も充実させ、向上できるように今後も頑張っていきたい」と話してくれました。普段、子供たちに野球の指導をすることがあるという山口先生。そんな先生らしい人柄を感じる話しでした。
今月の解剖学講座
しんそう 八尾志紀院の泉先生による解剖学講座では、しんそうを学ぶ上でとても大切な”解剖学的基本の肢位”における基本面や基本軸についての説明をしてくれました。
また先月の症例発表の画像を用い、歪んだ身体を飛行機に例えて、自作の模型を使いながら歪みの状態をユニークに、分かりやすく解説をしてくれました。この後に学ぶ技法に繋がる話しでとても参考になりました。
水野先生の講義
しんそう療方の特徴、他の治療法との違いについて講義して下さいました。
基礎科の方やこの日初めて研修会に参加した方はとても分かりやすかったのではないでしょうか。
また、ベテランの先生方にとっても原点に戻ることで再発見や再確認ができるので、今後の学びに繋がるヒントになったと思います。
今回の技法は、足元から全身を調整する技法を学びました。
先輩先生の模範を見た後、各班に分かれて練習を始めます。
皆、それぞれに意見を出し合い、確認しながら一つ一つの動作を丁寧に練習に励みます。
この日初めて参加された方々の感想では、「緊張した」や「見ると、するとでは大違いで難しかった」など、それぞれ話してくれたのですが、感想の最後が皆一応に「来月も楽しみです。」と笑顔で話していたのがとても印象的でした。
今月は新年度という事で、研究科、高等科へ新たにステップアップする先生がいたり、新たな仲間が加わったりと、新元号に向け身も心も引き締まった二日間でした。
ありがとうございました。
次回、5月の研修会は25日(土)、26日(日)です。
研修会の見学などの質問については、
しんそう大坂会
電話(06)6195-6884まで
お問い合わせください。
平成29年8月以前の しんそう療方大阪研修会ブログをご覧になられる方は
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