令和元年7月 しんそう療方大阪研修会

梅雨が明けて一気に夏本番といった7月27日、28日に、しんそう大阪研修会が大阪コロナホテルで行われました。恒例の研修会前のミーティング。今月も患者さんに喜ばれたエピソードをそれぞれ共有しました。仲間が良い仕事をしていると嬉しくなるのと同時に、自分も頑張ろうという励みになりますね。

 

【土曜研修】

7月研修会は長谷川先生の話しから。「人生100年時代といわれる現代。同じ100年生きるなら身体の形を整えて健康に生きられた方が良い。しんそうを学び、人の役に立てるよう頑張る」という話し。元気に生きていく上で基本の形は大切ですね。

 

 

松本先生の講義

 

健康と手足の左右差についてのお話し。また、実際の患者さんのエピソードを交えながら、しんそう士としての心構えや、注意すべきことをお話しして下さいました。実体験を基にしたお話しはとても貴重で本当に参考になります。

しんそうに廻り合った患者さんに対して責任を持って接する事は基本です。その基本を培うのは”初志貫徹”、信じて学ぶことが大切なんだなと改めて感じました。

 

 

今月の技法は、下肢を操作して全身の調整をする技法を学びました。

手数が多く、固定箇所など注意点がたくさんある今月の技法。

まずは先輩先生の模範実技を見て学びます。

そして研究科の先生に対して、理事の先生方からより細かな物凄いアドバイスを頂きました。

今回頂いたアドバイスは今後の貴重な宝物になります。

練習の基本はとにかく、順番、格好、形です。とことん基本に忠実に、しっかりと基本を磨きます。

 

最後に理事の先生方から全体の総括をして頂き、今月の土曜研修会を終えました。

 

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【日曜研修】

 

日曜日は冠野先生の話しから。いよいよ再来月に迫った恒例の夏期合宿。「夏期合宿に参加するようになって先輩や後輩含め、仲間とのコミュニケ―ションが深くとれるようになり、年々、濃密で有意義な時間を過ごせているので今年もすごく楽しみです!」と夏期合宿への意気込みを話してくれました。

しんそう好きにはたまらない、しんそう三昧の夏期合宿。楽しみですね。

 

今月の症例発表は研究科の山本 博之先生。

今回はいつも一緒に練習に励んでいる先生を施術した症例を発表してくれました。

意図としては基礎科の時の症例発表と同じ受者にする事で、自分の成長の幅を確認するという、いつもとは違った捉え方の症例でした。

施術後の静的検査での変化と他動検査での歪みの違いについて等、検査に重点を置いて工夫を凝らしたとても面白い内容でした。

これからも、常に試行錯誤して取り組んでいきたいと今後の目標を話してくれました。

解剖学講座は しんそう 八尾志紀院の泉先生。

股関節について、歩行時の筋肉の動きや神経の働きを分かりやすく話してくれました。

この後学ぶ今月の技法に精通する、とても参考になる話しでした。

 

 

水野先生の講義

しんそう療方と対症療法との違いについてのお話し。また、患者さんと接する時の注意点のお話しをして下さいました。

しんそうは何を治すのか。そして、患者さんとの何気ない会話の中にあるたくさんの情報。症状にばかり捉われてしまうと全体が見えなくりますね。分かりやすくて即実践できる内容でとても勉強になりました。

日曜日は下肢を内転させて全身を調整する技法を学びました。

いつものように、まず先輩先生の模範を見ます。

各班に分かれて、それぞれ課題を持って練習に励みます。

最後に注意点やアドバイス等、理事の先生方に総括をして頂きます。

照りつけるような猛暑の中、志の高い仲間が集まって今月も最後の最後まで学びの多い研修会でした。

 

ありがとうございました。

 

次回、8月の研修会は24日(土)、25日(日)です。

 

研修会の見学などの質問については、

しんそう大坂会

電話(06)6195-6884まで

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