令和3年2月27日(土)、28日(日)に大阪コロナホテルでしんそう大阪研修会が開催されました。
今月もホテルの館内や研修会場内におけるコロナ対策は徹底して行われ、手洗いや小まめな消毒など、各自の自己管理も細心の注意をはらいながらの研修会でした。
【土曜研修】
しんそう訓は しんそう二条駅前院の佃先生。「コロナ禍で外出が減り以前より体の歪みを感じたり、生活環境の変化でいろんな事に気づかされる。だけどその中で学びに繋がる事もたくさんある。今日の研修会も精一杯頑張りたい!」と元気に話してくれました。
いつも元気に場を明るくしてくれる佃先生。どんな時でも前向きに学ぶ姿勢は大切ですね。
水野先生の講義
プロスポーツ選手の実際の患者さんの症例を基に、スポーツ障害と生活習慣病について講義して下さいました。また、しんそうを患者さんに伝える際のアドバイスを分かりやすくお話しして下さいました。
しんそうと他の治療の違いが理解しやすく、とても勉強になりましたね。
今月は、手を挙上して全身の調整を行う技法を学びました。
理事の松本先生による模範実技。注意点などアドバイスを交えながらのご指導はとても勉強になります。
各班に分かれて練習に励みます。みんな真剣な面持ちで練習に取り組みます。
練習をすればするほど、学べば学ぶほど、どんどん奥深さを感じるしんそうの技法。
悩んで学んだ分、理事の先生方に「みんな上手くなってるよ」って褒めてもらえた時はとても嬉しいですね。
最後に全体の総括をして頂いて、土曜研修が無事に終了しました。
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【日曜研修】
日曜研修のしんそう訓は研究科の坂倉先生。「コロナ禍で3カ月ぶりの参加になって、改めて日ごろの練習の大切さを実感しました。やっぱりしんそうの研修会はすごく楽しい!」と素敵な笑顔で話してくれました。
研修会でしんそうを学ぶ楽しさ。わかります!みんな同じ気持ちですね。
今月は しんそう 津市夢が丘院 山下一秀先生による症例発表でした。
20代、女性の患者さん。事故の影響で首が回らない状態に加え、生理痛や鬱病も重なり、希望を持てずにいた患者さん。他のあらゆる治療を受けてようやくたどり着いたしんそう療方。山下先生の施術を受け続け、首痛や生理痛などの症状も緩和され、何よりも心が前向きになって人生に希望が持てるようになったという感動的な症例発表でした。
患者さんを診ていた心療内科の先生も回復ぶりに驚いて、しんそうを勧めていたとのこと。
いつも穏やかで優しい山下先生の心温まる症例でした。
先輩先生の症例はとても学ぶ事が多く、また自分もしんそうで人の役に立てるように頑張ろうという目標になりますね。
解剖学はしんそう 八尾志紀院 泉先生。
今月の解剖学は上肢体についてのお話しでした。肩甲骨の動きや上腕骨との関連について、また、肋骨など他の骨との連動についてとても詳しく解説してくれました。
いつも工夫を凝らして、丁寧に分かりやすく説明してくれるので初めて解剖学に触れる方でも楽しんで学べますね。
藤原先生の講義
しんそうの理念について、文面に書かれている内容を一つ一つ解説しながらお話しして下さいました。しんそうと他の療法との違いや、しんそうを学ぶ上で大切な心構え、そして患者さんに伝えるべきことなど、山下先生の症例を踏まえながら実践的に分かりやすく講義をして下さいました。
今月の日曜研修は上肢から調整を行う技法を学びました。
まず研究科生による模範実技。順番、恰好、形をしっかりと見て学びます。
基礎科生は更に、理事の松本先生に手順や注意点など細かなご指導を頂きます。
各班に分かれて基礎科生はノートを確認しながら、高等科以上の先生は課題を基に練習開始。
自分一人だけでは答えが出なくても、研修会では仲間がいます。
何より理事の先生方から直接ご指導を頂けるのが本当に有難いですね。
研修会の最後は全体の総括を理事の先生方にして頂きます。最後の最後まで学ぶ事がたくさんありますね。
来月の研修会の頃はもう桜が咲き始める季節ですね。寒暖差も大きくなる時期なので、みなさんくれぐれも体調にはお気をつけ下さい。来月はこれまで学んだ技法の復習月です。また元気にみんなでしんそうを学びましょう。
今月もありがとうございました。
次回3月の大阪研修会は27日(土) ,28日(日)の予定です。
研修会の見学などの質問については、
しんそう大坂会
電話(06)6195-6884まで
お問い合わせください。
平成29年8月以前の しんそう療方大阪研修会ブログをご覧になられる方は
https://shinso-osaka@jimdo.com
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