令和3年6月26日(土)、27日(日)にしんそう大阪研修会が開催されました。
研修会当日の時点では緊急事態宣言は解除されましたが、まだまだ慎重な対応と対策が求められる中、今月も緊張感を持ってコロナ対策を徹底し、先生方皆さん顔を揃えられました。
梅雨の時期でもありますがこの日の大阪は曇り空で湿度が高く夏の気配をすごく感じました。コロナ対策に加えて熱中症対策も気をつけないといけない時期になってきましたね。
【土曜研修】
しんそう訓は今月から高等科に進級された松岡先生。「高等科に上がり、新しい技の習得も楽しみですが、引き続き、基礎科の技も繰り返し練習してこれからもしっかり頑張っていきたい。」と意気込みを話してくれました。
これから沢山学んで、沢山悩んで、みんなと一緒に頑張っていきましょうね。
松本先生の講義
免疫力について詳しく講義をして下さいました。また、左右対称性の重要性と生存と繁殖、そして恒常性について、生物学的知見から分かりやすくお話しして下さいました。
土曜研修は上肢を操作して全身の調整を行う技法を学びました。
理事の松本先生による模範実技。受者の手を軽く操作してお手本を見せて下さいます。
理事の先生方のアドバイスを頂き、各班に分かれて練習開始。
先生方の真剣な表情、研鑽を積む姿勢はとても恰好よく感じます。
こういう空気感がお互いにとって良い刺激になるんですね。
最後に全体の総括を理事の先生方にして頂いて、土曜研修を無事に終えました。
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【日曜研修】
しんそう訓は今月から高等科へ進級された八木先生。「基礎科で学んだ事をしっかり練習して、今後の高等科の勉強に活かしていきたい。」と話してくれました。
基礎科、高等科での学びや経験はこれからの土台になります。何事も土台作りは大切ですね。一緒に頑張っていきましょうね。
症例発表はしんそう 八尾志紀院の泉先生。
50肩の男性の患者さん。肩や背中、腰に強い痛みがあり、マッサージや電気治療をされていたそうですが、思うように痛みが取れず、ある日鏡に映っている自身の姿勢の悪さが気になって来院されたとのこと。週に一度の施術を続け改善後は月に1~2回のペースで今も治療を継続されていて、仕事の都合上無理な姿勢を続けていると姿勢が崩れ腰に負担がかかるのが分かるそうで、今後も改善していく過程を診ていきたいという発表をしてくれました。
引き続き、泉先生による解剖学講座。
下肢の屈曲筋についてラセーグや脛骨神経との関連など、詳しく解説してくれました。また、フィードバック機能についても先ほどの症例を踏まえながら分かりやすく説明してくれました。
水野先生の講義
しんそう療方は「何を治し、何を重視するのか」というとても大切なお話しと、しんそうと身体の系統や器官について講義をして下さいました。
しんそうを学ぶ上で欠かすことの出来ない基本のお話しは何年経っても何度聞いても勉強になりますね。
今月の日曜研修は下肢を操作して身体を整える技法を学びました。
この日の模範実技は泉先生。丁寧な動きで技をされていました。
各科、各班に分かれソーシャルディスタンスを守って練習開始。
皆さん黙々と練習に打ち込みます。
基礎科生も理事の松本先生からご指導を受けながら、順番、恰好、形を繰り返して練習していました。
今月から高等科へ進級の八木先生。お仕事の都合で今月になりましたが、修了証書を受け取り「これからも皆さんと一緒に頑張っていきたい!」と意気込みを語ってくれました。
理事の先生方から注意点やアドバイスを頂き、6月研修会も無事に終える事が出来ました。
今月もとても学びの多い研修会でしたね。
また来月も皆さん健康に元気にこの研修会の場でお会いしましょう。
皆様の健康をお祈りいたします。
今月もありがとうございました。
次回7月の大阪研修会は24日(土) ,25日(日)の予定です。
研修会の見学などの質問については、
しんそう大坂会
電話(06)6195-6884まで
お問い合わせください。
平成29年8月以前の しんそう療方大阪研修会ブログをご覧になられる方は
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