令和4年6月 しんそう療方大阪研修会

令和4年6月25日(土)、26日(日)に大阪コロナホテルで、しんそう大阪研修会が開催されました。梅雨入りした大阪、湿度が高く気温30度を超える蒸し暑い二日間でしたが、しっかりと体調管理とコロナ対策に気をつけて、今月も先生方皆さん元気に顔を揃えられました。

 

【土曜研修】

しんそう訓は今月から高等科に進級された近藤(匡)先生。「高等科の技は基礎科より更に難しいと思いますが、頑張ってしっかり学んでいきます。」と今後の抱負を語ってくれました。

これからたくさんの学びや経験を得て活躍できるよう、しっかり研修会で頑張っていきましょう。

 

 

水野先生の講義

今月の水野先生のご講義は実際の症例を交えてお話しして下さいました。

左肩の痛みで、以前に整骨院で治せないと言われ半ば諦めていたという患者さん、今は回数を重ね改善に向かっているというお話し、そして症状に捉われている方に対してしんそうを伝える際のエピソードや睡眠についてのお話しをして下さいました。

 

実践的で有り難い内容のお話しでした。身体の形と症状について、説明だけではまだまだ結びつかない方が多いですが、しんそうでしっかり形から健康になってもらい、患者さんに喜んでもらって地域に貢献していきたいですね。

 

 

今月は下肢から全身の調整を行う技法を学びました。

理事の松本先生に模範実技を見せて頂き、注意点やアドバイスを頂きます。

この技法を初めて学ぶ高等科の先生方は更に詳しく松本先生からご指導を頂いていました。

ほとんど動作のない今月の技法、皆さん真剣に聞き留めていました。

研究科の先生方も各人課題を持ちながら、練習に励んでいました。

この日初めてこの技法を学んだ高等科の先生方、「最初は場所等何も分からなかったけど、みんなで意見を出し合って楽しく練習が出来ました。」「練習後に足の痛みがなくなっていることに驚いた。」「理事の先生方に丁寧にご指導をしてもらって物凄く勉強になりました。」など、それぞれ感想を語ってくれました。

これからも学ぶ事が沢山ありますが、一つ一つしっかりと学んでいきましょう!

この日も最後に理事の先生方に総括をして頂き、土曜研修を無事に終えました。

 

ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー 

【日曜研修】

しんそう訓は私京極がさせて頂きました。身内の者が脳梗塞になり、救急搬送される際に少しでも何か施そうと思いましたが、何も出来なかった事を話しました。今後、もしもの時に的確な処置が施せるようにしっかり学んでいきたいと思います。

 

解剖学講座はしんそう八尾志紀院の泉先生。

今月の解剖学講座はこの後に学ぶ技法に精通する内容で、外側前胸神経や側胸部、鎖骨下の筋肉と神経について説明してくれました。

ホワイトボードを使って詳しく話してくれたので、この後の練習ではイメージができやすかったのではないでしょうか。

 

 

藤原先生の講義

しんそうの特徴についてお話しして下さいました。

数え上げれば沢山ありますが、今回は”形”、”無痛”、”検査”について一つ一つ分かりやすく詳しく講義をして下さいました。

患者さんにしんそうを説明する際には欠かすことの出来ないとても基本的で重要な内容で、基礎科生から研究科の先生方まで大変参考になりましたね。

 

 

日曜研修に学ぶ技法は、身体に軽く触れて全身の調整を行う技法を学びました。

先ずは研究科の先生による模範実技を見て学びます。

基礎科生の方は松本先生より、手順や注意点など更に細かなご指導を頂きます。

各科、各班に分かれて練習が始まります。基礎科、高等科、研究科それぞれ課題は異なりますが、仲間同士で悩みながら、意見を出し合いながら練習に励みます。

それぞれノートを確認しあいながら、どうしても分からない様なときは、理事の先生方が貴重なご指導をくださいます。

この日もコロナ対策を行いながら、皆さん熱心に繰り返し練習に励んでいました。

毎月、研修会は当たり前のように開催されていますが、研修会という学びの場があるという事がどれだけ貴重で有り難い事であるかを今一度意識して、各人体調管理に気をつけて来月もしっかりしんそうを学びましょう。

 

 

今月もありがとうございました。

 

次回7月の研修会は23日(土)、24日(日)です。

 

 

研修会の見学などの質問については、

しんそう大坂会

電話(06)6195-6884まで

お問い合わせください。

 

平成29年8月以前の しんそう療方大阪研修会ブログをご覧になられる方は

https://shinso-osaka@jimdo.com

 

https://shinsotherapy-osaka@jimdo.com

 

で検索してください。